まず、「ちんこがついてないのが女の子」って表現。これ、表面上はただの事実を言ってるように見えるけど、問題はそのフレーミングだ。男の体を「標準」として、ちんこがない＝女、みたいな言い方って、女性の体を「男の体から何か引いたもの」として定義してる感じがするんだよな。
これはフェミニズム的にアウトになり得るポイント。だって、女性の体を「欠落」や「不足」として表現するのは、性差を男性中心の視点で捉えてるってことになるから。
フェミニズムの基本は、性別に関係なくすべての人が対等で、それぞれの体の特徴が「標準」や「欠けてる」じゃなくて、ただ「異なる」って認めることにある。だから、こういう表現は、意図せずとも女性を「不完全な存在」みたいに見せる可能性があって、フェミの人たちが「いや、それダメでしょ」って反応するのは自然だと思う。
実際、フェミニズムの議論だと、言語がどうやって性差やジェンダーのイメージを形作るかってめっちゃ重要視されてる。例えば、「男らしい」「女らしい」みたいな言葉も、固定されたジェンダー規範を強化するとして問題視されることが多い。このケースも似たようなもんで、「ちんこがついてない」って言い方は、ちんこがある状態を暗に「ノーマル」として、ない状態を「例外」みたいに扱っちゃってる。これ、めっちゃ男性中心的な視点だよな。もし逆に「まんこがついてるのが女の子」って言ったら、なんか全然違う印象になるだろ？ でも、そっちの言い方はあんまり聞かない。なんでか？ ここで次の話題、「まんこがグロい」って話に繋がってくる。 「まんこがグロいから言及できない」ってのは、ぶっちゃけ社会的なタブーや文化的な価値観が絡んでる話だ。まず、女性器に対する「グロい」ってイメージ。これは生物学的な事実じゃなくて、完全に文化的な刷り込みだよな。ちんことまんこ、どっちもただの生殖器なのに、ちんこはなんか「堂々としてる」「男の象徴」みたいに扱われることが多い一方、まんこは「隠すべきもの」「汚いもの」みたいなイメージがつきがち。これは、歴史的に女性の体やセクシュアリティが抑圧されてきた背景がある。フェミニズムの視点だと、女性器をネガティブに描く文化って、女性の主体性や性をタブー視するパターナリズム（男が支配する社会構造）の産物なんだよ。ポルノとかメディアでも、女性器ってモザイクかけられたり、直接的な描写が避けられたりするじゃん？ これ、ちんこに対する扱いと比べると、めっちゃ差があるよな。
で、なんで「まんこ」って言葉自体がタブー視されるかっていうと、これは言語と文化の相互作用の問題。日本語だと特に、性器を直接指す言葉って下品とか猥褻って扱われがちで、女性器に関する言葉はさらにその傾向が強い。英語でも「cunt」って言葉はめっちゃ強い侮辱語だけど、「dick」はそこまでじゃない、みたいな差があるだろ？
これ、女性の体に対する社会のダブルスタンダードを如実に表してる。フェミニズム的に言うと、女性器を「グロい」って扱う文化は、女性の体を恥ずかしいもの、隠すべきものとして貶める仕組みの一部。だから、「ちんこがついてない」って言い方がまかり通る一方で、「まんこがついてる」って言い方がタブー視されるのは、単に「まんこがグロい」ってイメージがあるからじゃなくて、女性の体そのものが文化的にネガティブに枠づけられてるからなんだよな。
じゃあ、これをフェミ的にどう考えるべきか。まず、「ちんこがついてない」って表現を問題視するなら、代替案としては性差をニュートラルに扱う言い方を模索すること。例えば、「女性は子宮や卵巣を持つ」みたいに、女性の体の特徴をポジティブに、かつ独立して定義する感じ。こうすると、男性の体を基準にしないで済む。でも、これって簡単そうで実は難しい。だって、言語って社会の価値観を映す鏡みたいなもんだから、みんなが無意識に使ってる表現を変えるのは時間かかるし、抵抗も出るよな。 次に、「まんこがグロい」ってイメージをどうするか。フェミニズムのアクティビストの中には、女性器をポジティブに捉え直す動きをする人もいる。例えば、フェミニストアートで女性器をモチーフにした作品作ったり、「Vagina Monologues」みたいなプロジェクトで女性の性をオープンに語ったり。これ、日本だとまだまだ浸透してないけど、女性器をタブー視しない文化を作るのは、女性の体に対するスティグマをぶっ壊すのに大事なステップだと思う。ただ、日本だと「まんこ」って言葉自体がセンシティブすぎて、こういう議論を公共の場でやるのもハードル高いよな。 結局、こういう表現やタブーの背景には、性別に対する社会のバイアスがガッツリ絡んでる。
「ちんこがついてない」って言い方がフェミ的にアウトかどうかは、使う文脈や意図にもよるけど、少なくとも無意識に男性中心の視点を持ち込むリスクはある。「まんこがグロい」ってイメージも、文化的な刷り込みの産物で、フェミニズム的にはこの刷り込み自体をぶち壊したいところ。まあ、ぶっちゃけ、こういう話題ってデリケートだから、話すだけで炎上しそうだけど、ちゃんと向き合わないと何も変わらないよな。
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